現代人の多くが悩まされている、猫背・巻き肩・ストレートネックや肩こり。
これは、デスクワークの方や、同じ姿勢が続く方、運動不足の方が陥りやすいものです。
猫背や椅子に浅く座る体勢の方は、肩甲骨が外側に開いていき、肩関節が内側に巻いていきます。
更にこの状態になると、自然と肩の筋肉(僧帽筋)が緊張し、常に肩に力が入っている状態になります。
皆さんも試していただくとわかると思います。
肩を内側に巻こうとすると、自然と肩の筋肉(僧帽筋)が一緒になって力が入ってくるのが！
また、人間は本来、頸椎は前弯していて、胸椎は後弯しているのですが、猫背になってくると、
頸椎の前弯が少なくなり、ストレートネックになっていきます。
この時、正面を見ようとするときに頸椎の上部に負担が掛かり、
首の付け根部分の痛みや頭痛を引き起こします。
むさしが誇る施術マスコット！
看板ムスメ・・？ムスコ？
それではここから肩関節周りの矯正について説明していきます。
まずは、外側に開いた肩甲骨と、その時緊張した筋肉を緩める矯正をしていきます。
当院では、頸椎・胸椎・腰椎の歪み、骨盤の歪みなど、全身の状態をチェックし、矯正していきます。
『肩が辛いのに骨盤？』と思われるかもしれませんが、肩が辛い場合に、そこだけ治療しても、原因がそこではない場合や、連動して全体のバランスが崩れている場合などがあり、トータルの矯正をしてあげることで効果が格段に違ってくるのです。
また、矯正にはトムソンベッドという特殊なベッドを使用します。
そのため非常に少ない力で負担なく矯正できますので、老若男女問わず受けて頂いております。
今回は肩周りの矯正について説明していきますので、肩関節以外の場所の矯正やメカニズムについては、
別の機会に説明していきます。
そして、全体をほぐして行きます
背骨、骨盤、足の左右の長さなどなど各分のチェックもしっかりと行います
写真は、外側に開いた肩甲骨を緩める矯正です。
主に肩甲挙筋や菱形筋といった筋肉を緩めていきます。
次の写真は、肩が内側に巻いた状態と、腕が挙げづらくなっているのを動かしやすくする矯正です。
人は、腕を挙げるときは内側に巻いた状態ではしっかりと上に挙げることはできません。外側に開ける可動域をしっかり作ってあげることで肩の力が抜け、腕が挙げられるようになってきます。
ここでは大胸筋・広背筋・前鋸筋・肩甲下筋などを緩めていきます。
先ほどの写真のようなデスクワーク時などの姿勢でいると、主にこのような場所が影響し肩こり・猫背・巻き肩・ストレートネックなどを引き起こします。
ここまで肩の症状について説明させていただきましたが、
ここで挙げた矯正法はほんの一例です。
さきほど少しお話したように、骨盤や
下肢からの歪みの連鎖(上行連鎖)なども考えていくと、
より明確にその人それぞれの症状、解決法が見えてきます。
またの機会に、骨盤等の歪みに関してはお話しさせて
いただければと思います。
最後まで読んでいただき有難うございました！
